第21回新聞制作技術展が開催 金陽社、明和ゴムが新聞用ロールを紹介

2012年12月03日

ゴムタイムス社

 第21回新聞製作技術展・JANPS2012」が27日~29日の3日間、東京ビッグサイトで開催された。
 「読む見るつたえる 今あたらしい新聞技術」をテーマに59社・団体が参加した。新聞製作や周辺技術が多数展示実演された。

 金陽社
 新聞輪転機用ゴムブランケットNP90、新聞用水着けロールリソウェッター3、新聞用輪転機用給水ロールウォータープロ(仮称)などを展示した。NP90は新技術「サーマスフィアーテクノロジー」により、品質の安定した耐久性に優れた圧縮層を持ち、ベース全体のバランスを調整して用紙走行性を安定させたブランケット。新開発した表面ゴムは最近の新聞インキに最適な相性をもち、なおかつ紙粉などの印刷障害を引き起こす物質が表面に付着し難くしており、良好なベタ品質が長期にわたり維持できる。細かい表面形状が網点再現性を向上させ、特殊配合により紙離れ性も優れているなどの特長がある。
 新聞用水着けロールリソウェッター3は、特殊な表面性が版面に付着したヒッキ―を動かすことで紙面品質を向上させた。表面に保水性を有するため、停止間際の水棒汚れが減少し、再立ち上げ時の汚れが少なく損紙低減するなどの特長がある。
 新聞用輪転機用給水ロールウォータープロ(仮称)は、変形回復性を格段に向上させ、高速運転時でも安定した水の供給が可能となり、さらに耐摩耗性を向上させたことから、ムシレなどの発生が大幅に減少するなどの特長がある。
 その他にも、搖動可能特殊ベアリング、ベアキングやキンヨーカーボンロールなども展示した。

 明和ゴム
 高速新聞輪転機用ペースタローラ用スポンジ、ダンプニングローラ、強硬化複合材コーティングオールなどを出展した。
 ペースタローラ用スポンジは、スポンジ材質に固有の経時収縮がほとんどなく、特に両端部の反り返りが少ないため、全幅均一のニップ維持でき、ベースに特殊ポリマーをブレンドしているためゴム自体の劣化が少なく、硬度上昇がほとんど起きないため、一定のニップ幅が長期間に亘って維持できるなどの特長がある。
 高速新聞輪転機用ダンプニングローラは、水着けローラに発生する版エッジ痕の発生を防止し、紙面の額縁汚れを解消する。また、シングル構造のため従来のW巻き構造に比べ、セッティングに柔軟性がありニップ設定が容易などの特長がある。
 強硬化複合材コーティングオールは、帯電防止と耐摩耗性に優れ、溝切加工も容易。また、再生・修理が可能であることからロール寿命は大幅にアップする。
 ウレタンパッドTRは、独立気泡構造を有する発泡倍率2~5倍のマイクロセルラーポリウレタンフォームで、機械的性質、クッション性、加工性などに優れているなどの特長がある。

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