【ゴム用試験機特集】メンテナンスサービス充実図り拡販へ

2012年11月26日

ゴムタイムス社


メンテナンスサービス充実図り拡販へ

品質管理向上に不可欠な試験機

 ゴム・樹脂用試験機は自動車やタイヤメーカーのラボや工場に使用される割合が高い。
 海外ではラボや工場で海外の従業員に対応した操作性が簡単で、作業の効率化を訴求できる自動化・単純化設計の試験機が求められている。
 一方、国内では製品開発の前段階で、より品質の向上を訴求するために、高機能・高付加価値を求める試験機の需要が多い。また製品購入後のメンテナンス等のサービスを徹底化することで、新規顧客の開拓に力をいれている。
 ラボや工場で使用されるゴム試験機は耐熱性、柔軟性、弾力性などゴム製品に求められる多彩な要素を検査する。主に加硫試験機、ムーニー粘度計、硬度測定試験機、引張試験機、粘弾性測定装置、摩擦摩耗試験機などがある。

 ◆加硫試験機
 ゴム用加硫試験機は一般に熱硬化性樹脂の硬化試験機として、主に、「キュラストメータ」、「レオメータ」などと呼ばれている。ゴムの硬化測定を行い、未加硫ゴム材料が正しく製造されていることを確認する一つの手段としてロット毎、試験を行い合否判定を行う試験機である。測定中は加硫曲線や上下ダイ温度などが表示され、加硫曲線とは一定形状の未加硫ゴムの一定時間。温度における粘り気(トルク)の変化の様子を意味している。この試験で材料を金型において放置できる時間や成形するのに必要な時間がわかることもできる。

 ◆摩擦・摩耗試験機
 一対の試験片を一定の荷重と速度のもとで摺動面させ、このときの摩擦力を計測するとともに、所定距離摺動後の摩擦量を測定することによって行う試験。摩擦・摩耗試験は、その対象によって大きく二つに分けることができる。ひとつ目は材料の摩擦・摩耗特性を対象とするものであり、2つ目は潤滑油の性能を調べるもの。ゴム製品メーカーでは、ゴムローラの摩擦摩耗評価等に使用され、化成品メーカーでは、フィルムのコーティング膜の傷つき性評価等にも使用される。