横浜ゴム  オーストラリアのタイヤ販社  ISO14001を取得

2011年08月18日

ゴムタイムス社

 横浜ゴム㈱は11日、オーストラリアのタイヤ販売会社、ヨコハマタイヤオーストラリア(YTA社)が、7月25日に環境マネジメントシステムの国際規格、ISO14001認証を取得したと発表した。
 YTA社は2010年8月から同認証の取得に向けた取り組みを開始、オーストラリアの審査機関「SAI GLOBAL LIMIITED」の審査を受け認証に至った。海外タイヤ販売会社のISO14001認証取得はヨコハマタイヤ台湾に続き2社目となる。
 YTA社は1976年に設立。ニューサウスウェールズ州シルバーウォーターに本社を置き、全豪州で乗用車用、トラック・バス用、建設車両用タイヤなどの販売を行っている。環境活動にも力を入れており、2010年11月に同国のMotor Trade Association(自動車販売業者組合)から環境保護活動を積極的に推進する企業として「Green Stamp」の認証を取得した。
 同社は2006年に発表した中期経営計画「グランドデザイン100(GD100)」の基本方針のひとつに「トップレベルの環境貢献企業」になることを掲げている。国内外のグループ会社で高度で同質な環境経営を行うことを目指しており、ISO14001に基づく経営を基本に置いている。このため、世界中のグループ会社においてISO14001の認証取得を加速化しており、生産拠点ではすでに国内、海外合わせて28拠点が認証を取得した。

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