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ゴム連合 第8期定期大会開く

2012年09月10日

ゴムタイムス社

 日本ゴム産業労働組合連合(瀬尾進中央執行委員長)は9月6~7日にかけて、岐阜県の「十八楼」で第8期2012年定期大会を開催した。役員の改選では、長澤明宏中央執行委員長氏が退任、後任には吉川亮氏(横浜ゴム労組)が就任した。瀬尾委員長ら他の役員は留任した。第8期の運動方針は、ゼロ災害に向けた安全衛生活動の推進に重点を置くことを採決した。 定期大会は連合歌合唱でスタートした。弓取正道執行副委員長が開会あいさつを述べ、議長団選出、登壇のあと議案審議に入った。
 冒頭、あいさつに立った瀬尾委員長は、閉幕したばかりのオリンピックの話題について触れ「若い選手が勇気と感動を与えてくれたが、目標を持てば、次にやるべきことがわかる、とコメントしたメダリストがいた。我々の活動にも言えることで、目標をもって活動する組織でありたいと、改めて考えさせられた」と前置き。続けて「昨年は震災による生産の大幅な減少、原発事故問題、さらに円高の継続、新興国市場へのメーカーの生産シフトなど、産業構造の変革が勢いを増して進んだ。日本の基幹産業が国内でモノ造りをすることが成り立たなくなってきているのが現実。将来に向けて人材育成など新たなチャレンジが必要だと考えられる。労使が協調、一体となって難局を乗り切ろう」などと語った。
 来賓紹介のあと、連合の木村裕士副事務局長、ICEM―JAFの佐藤良雄事務局長の両氏が代表して祝辞を述べた。引き続き、第7期の一般活動経過報告および会計決算、監査報告が行われ、満場一致で承認した。
 任期満了に伴う役員改選(第1号議案)では、2期2年にわたり中央執行副委員長を務めた長澤明宏氏が退任し、後任には吉川亮氏(横浜ゴム労組)が選任され、タイヤ部門協議会部門長兼任となった。なお、瀬尾委員長、弓取正道副委員長、山本書記長は留任した。
 第2号議案の退任役員顕彰では、長澤明宏中央執行副委員長氏、菊池伸一郎中央執行委員、前田康秀中央執行委員の3氏に表彰状が贈られた。
 大会2日目は午前8時30分から始められ、第8期運動方針および会計予算に関する件などを審議、いずれも原案通り承認可決した。
 ゴム連合は雇用確保のための中小労組支援強化やゴム産業の更なる発展のため「政策制度要求の提言」につながる取り組みを推進し、死亡災害や重篤災害が増加し、憂慮すべき事態であることを踏まえて、第8期の運動方針はゼロ災害に向けた、新たな視点での安全衛生活動の推進に重点を置く。
 引き続き、大会宣言を確認した。採択された宣言は「ゴム連合に集うすべての人が連携し、魅力あるゴム産業の発展と働きがいのある職場の構築に向けたとりくみを進めよう」。最後に議長団が降壇し、参加者全員による「ガンバロー」三唱で定期大会は終了した。
 ゴム連合では「雇用の維持・拡大」「労使の協力と協議」「成果の公平配分」という生産性3原則に立ち返り、単組のニーズを把握したうえでゴム連合に加盟することの意義を共有できるよう、未来に向けた活動の強化を目指した運動方針に基づき、取り組みを一層強化する。

あいさつする瀬尾委員長

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