マレーシア 12年7月の天然ゴム生産 前月比22・9%増

2012年08月31日

ゴムタイムス社

 統計局によるとマレーシアの2012年7月の天然ゴム生産量は前年比0・6%増の8万5866トンで前月比では22・9%増となった。


 輸出量は6万131トンで、前月比4・3%減少、前年同月比では12・3%の減少となった。主に中国に向けて輸出が行われ、34・7%、以下ドイツ16・2%、イラン7・0%、韓国4・3%、アメリカ4・2%と続いた。一方、輸入量は6万2035トンで前月比0・6%減となったが、前年同月比では35・2%増加した。最大輸入元はタイで63・3%を占め、ベトナムで14・2%、フィリピンで6・8%と続く。
 マレーシアの国内消費は3万5810トンで前月比1・7%減少だが、前年同月比では16・0%の増加。国内消費の中ではゴム手袋が65・9%を占め、続いてゴムスレッド11・8%、タイヤチューブで7・0%、これら3分野で全体の84・7%を占める。月平均価格は、ラテックスで663・71SENで前月比で7・7%減少し、前年同月比でも28・1%減少した。

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