【シリコーンゴム特集】旭化成ワッカーシリコーン 「技術センター」を新たに開所

2012年08月20日

ゴムタイムス社

「技術センター」を新たに開所  次世代新グレード開発に注力

旭化成ワッカーシリコーン

 旭化成ワッカーシリコーンは日本国内での技術サポート力の強化を図るため製造開発拠点である明野工場の「技術センター」を新たに開所し、9月から本格稼働する。同社では今後の成長に合わせ技術人員の増員も図り、日本の先進的なハイブリッド車や環境対応車などに要求される樹脂化、軽量化、低燃費化に向けた次世代技術への新グレード開発に注力する。
 また、同社では本年1月1日付で従来の事業部制から本部制に移行、営業本部、技術本部(3部制)からなる機能別組織に変更した。営業本部にはSE(シリコーンエラストマー)営業部、営業1グループ、2グループを置き、さらに情報集約とデータ分析などを行う営業業務グループを新設し、拡販体制を整えた。
 シリコーンゴム製品をメインとするエラストマーの販売動向は、足元は自動車生産の回復や新興国向けのOA機器用ロールでのLSRの採用拡大などで、前年同期に比べ10%増と堅調に推移。自動車用分野ではハイブリッド車にみられる自動車の電子化の進展により、汎用シリコーンゴムではプラグブーツ,オイルフィルター,パッキン、エアバッグのコート材等に、電気自動車などの次世代自動車用のモーター分野では特殊パッキン、コネクターシール、スペシャリティ分野では欧州向けのディーゼルエンジン用のターボチャージャーホース、マフラーハンガー,ウェザーパックなどの需要が拡大しており、明野工場(LSRの低シロキサングレード,湿式シリカグレードを生産)ではフル生産が続いている。

 

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