墨東ゴム工業会 子供向けワークショップを開催

2012年08月13日

ゴムタイムス社

 墨東ゴム工業会(杉本浩志会長)は7日、台東区の東京藝術大学美術学部デザイン科の会場で「ゴムねんどで作ろう!楽しい生活雑貨」というテーマでワークショップを開催した。
 同ワークショップは墨東ゴム工業会主催で、東京藝術大学美術学部デザイン科機能設計研究室の長濱雅彦准教授と学生らの指導のもと、シリコンゴムを使用したねんど細工で世界に一つしかないオリジナル生活雑貨を制作するワークショップ。対象は小学4年~6年生。
 当日は墨田区の小学生ら30名程度が参加した。
 今回制作した作品は今年開業した東京スカイツリーイーストタワーの「産業観光プラザ すみだまち処」すみだの歳時ゾーンで9月20日~10月2日の期間に展示される。
 ワークショップの開始に先立ち、杉本会長が「今回は実際にゴムに触ってゴムを身近に感じてもらって、勉強していただけらたと思います。今日、皆さんが作っていただいた作品を9月20日から東京スカイツリーイーストタワーで展示され、墨田区の人たちだけはなく、日本全国から来る人たちもも見ていただけます。今日は暑い中、大変ですが頑張って、いい体験をしていただけたらと思います」とあいさつをした。
 次に長濱准教授が「今回使用するゴムねんどのシリコンゴムは我々のなかでも初めての素材で、今回は貴重な体験だと思います。今日はゴムという素材に触れながら、ゴム製品を作ってければと思います。また「考える」から「つくる」までの工程は通常の工作と一緒ですが、今回、生活道具として「使える」ことも考えながら作品を作って欲しい」とワークショップの説明をした。
 当日は3時間に渡り、キーホルダー、鉛筆立て、おもしろマグネット等制作テーマを決めて子供たちはゴムねんどを使用しながら有意義な時間を過ごした。

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