十川ゴム 「ラバーシートのRoHS対策」を公開

2012年06月27日

ゴムタイムス社

  十川ゴムは6月26日、新たに「ラバーシートのRoHS対策」を公開した。同社のホームページより、ラバーシート製品の環境対応証明書が閲覧・印刷が可能となっている。
 RoHS(ローズ)とはRestriction of Hazardous Substances(危険物質に関する制限)の頭文字からRoHSと呼ばれ、2006年7月に施行された電気・電子機器における特定有害物質の使用制限についてのEUによる指令。
 同社の各種ラバーシート製品は全グレードにおいて、RoHS指令の規定値をクリアしている。
 2006年7月1日以降、EU加盟国内において、カドミウム及びその化合物などの6物質が闘値を超えて含まれた電気・電子機器を上市することはできなくなっている。
 RoHS指令は随時、有害化学物質の追加・見直しをすることになっており、2008年6月に
有機系の化学物質9物質が追加候補物質案のリストに挙がっているが、十川ゴムではこの新たに追加される9物質についても対策を済ませている。
 同社ホームページより重金属4物質の社内分析データ(蛍光X線)によるエビデンスと、PBB類、PBDE類の不使用証明書の閲覧及び印刷が可能。http://www.togawa.co.jp/product/2012/05/0011.html

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