東部ゴム商組 第3回勉強会を開催

2012年06月19日

ゴムタイムス社

 東部工業用ゴム製品卸商業組合(西山博務会長)は11日、東京都中小企業会館9Fで第3回勉強会を開催した。


 同組合は組合事業活動の一環として組合員を対象とした各種勉強会を開催している。
 今回は「営業支援情報として~ゴムの種類と特性及びホースの基礎知識」をテーマとした勉強会を開催。
 「ゴムの種類と特性及びホースの基礎知識」というテーマにも関心が集まり、会議室収容最大130名のところ、参加者が130名で満席状態となった。
 講演前に、西山会長は「本日は2階入れて130名で満席状態です。また先日の商品説明会は1200名も来場してくださいました。2年に1回の商品説明会ですが、今後も参加していただきたい」とあいさつした。
 講演では、㈱十川ゴム東京支社営業課課長岡崎安晃氏と同社研究開発部開発課課長井田剛史氏が講師となり、ゴムの材料、ゴムの性質、ゴムホースなどの基礎知識を講義した。
 冒頭、岡崎氏は「メーカーとして、ゴムの知識や化学的な知識を持ち合わせていなければならいないが、文科系の社員にとって肌に合わない部分もあり、また当社ではその部分を新入社員に普段の営業活動に使っていただきたいためにゴムの基礎知識などの講義をしています。今回は当社だけにとどめておくのはもったいないと思い、今回の講演となりました。今日お話ししたことを今後の営業活動に役立ててもらいたいと思います」
と挨拶をし、講義が始まった。
 講義内容は3部構成になっており、第1部がゴム材料について(ゴムの材料の一般的特質、ゴムの種類と特性等)、第2部がゴムの性質について(耐溶剤性とSP値について、pH(水素イオン指数)、耐熱性等)、第3部がゴムホームについて(ゴムホースの構造、ホースの圧力損失等)で、岡崎氏が基本的な講義をし、技術的説明は井田氏がわかりやすく解説をした。
 聴講者は講義内容に熱心に耳を傾けて、有意義な勉強会となった。

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