【ゴム・ビニール手袋特集】日本グローブ工業会 24年度事業計画

2012年06月07日

ゴムタイムス社

日本グローブ工業会 24年度事業計画

市場の活性化を積極推進 「認定マーク」の啓蒙活動強化

 日本グローブ工業会は5月17日、ロイヤルオークホテル(滋賀県大津市)で第47回通常総会を開催し、任期満了に伴う役員改正を行い、副理事長兼家庭用手袋部会長に太田一夫氏(㈱ダンロップホームプロダクツ代表取締役社長)を選任した。
 総会は望戸清彦理事長が議長となり、平成23年度事業ならびに収支決算報告、平成24年度事業計画案及び収支予算案が審議され、全て原案通りに可決承認された。
 引き続き任期満了に伴う役員改選が行われ、理事長兼医療用手袋部会長(留任) 望戸清彦氏(三興化学工業㈱代表取締役社長)、副理事長兼家庭用手袋部会長(新任)太田一夫氏(㈱ダンロップホームプロダクツ代表取締役社長)、副理事長兼作業用手袋部会長(留任)平総一郎氏(アトム㈱代表取締役会長)がそれぞれ就任した。
 事業計画では平成24年度事業計画のテーマとして「より安全・安心で高い付加価値を生み出すオリジナリティーを活かした商品開発・市場開拓を推し進め、互いの相乗効果によって市場の活性化を図る」を掲げ、活動を推進する。
 具体的には家庭用手袋分野では①関連規格(食品衛生法、ISO、EU規格等)の動向把握と、商品開発への連動活動②「安全衛生(SG)マーク」商品の普及啓蒙③衛生観念からのディスポ化加速への対応ーとなっている。
 作業用手袋分野では①「作業用手袋認定マーク」運用規定の改正に伴う啓蒙活動強化、医療用手袋分野では①手術中の手袋の交換、二重装着、パウダーフリー化、ラテックスフリー化促進など、医療従事者のより安全・快適な作業に貢献する②
国際規格ISOへの対応とJIS規格への反映作業ーを重点項目に活動を推進していく。

>>日本グローブ工業会 望戸清彦理事長に聞く

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