ブリヂストン タイのリトレッド部材 工場完成で開所式挙行

2010年11月05日

ゴムタイムス社

 ㈱ブリヂ ストン(荒川詔四社長)の子会社であるブリヂストン バンダグ マニュファクチャリング タイランド(小林正夫社長)は、タイのチョンブリ県に建設していたリトレッドタイヤの重要な部材であるプレキュアトレッドの工場 が完成したのに伴い、10月28日その開所式を行った。
開所式の様子 中央・荒川社長

同社グループは、新品タイヤとリトレッドタイヤを組み合わせたソリューションビジネスのグローバル展開を積極的に進めており、同工場(敷地面積4万 3600㎡、投資金額約44億円、従業員数約100名)はリトレッド事業の成長市場である日本・アジア・中国向けにプレキュアトレッドを供給する。生産能 力は2013年末時点で日産30トンとなる予定。なお、同工場は、2007年に同社グループが米国タイヤリトレッド事業会社であるバンダグ インコーポ レーテッドを買収して以降初めて建設されたプレキュアトレッドの工場。

工場概観

開所式には、BIO(タイ投資委員会)のアチャカ長官をはじめ、60名を超える政府や企業の代表者が出席、同社からは荒川詔四代表取締役社長、BBMTの小林正夫社長などが出席した。
式典冒頭、荒川社長は「弊社にとってグローバルにおける重要な拠点であるタイで開所式を行えることを嬉しく思います。関係者の皆様、特に政府関係の皆様には心より御礼申し上げます」とあいさつした。

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