BASF シンガポールでプラスチック酸化防止剤の生産強化へ

2012年05月22日

ゴムタイムス社

  BASF(本社:ドイツ ルートヴィッヒスハーフェン)は5月18日、プラスチック添加剤のグローバルリーダーとして、アジアにおける酸化防止剤の生産体制を強化するため、シンガポール・ジュロン地区に最新鋭の酸化防止剤の生産ラインを新設すると発表した。

 シンガポール拠点における酸化防止剤「Irganox 1010(イルガノックス1010)」の生産を増強し、アジアおよび中東で拡大する酸化防止剤の需要に応えることが目的。シンガポール工場は、BASFのグローバル生産ネットワークの一拠点として、地理的に優れ、安定的に市場のニーズを満たすことが可能。この投資によって、コスト、品質、供給の面で、効率的でより競争力のある製品の提供が可能となる。
 これに伴い、現在BASFジャパンの磯原工場(茨城県北茨城市)で行っている同品の生産は、新しい生産ラインの順調な稼働を条件として、2013年末頃までにシンガポールに切り替えていく予定。

 酸化防止剤は、ポリマーの加工段階において、長期的な熱安定性を製品に付与するために使用される。BASFの酸化防止剤のグローバル生産ネットワークは、上海(中国)、磯原(日本)、ジュロン(シンガポール)、カイステン(スイス)、マッキントッシュ(米国)、ランパータイム(ドイツ)、ポンテッキオ マルコーニ(イタリア)の各拠点で構成されている。

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