東洋ゴム 値上げ率は最大6% 米国で市販用タイヤ値上げ

2010年10月15日

ゴムタイムス社

東洋ゴム工業㈱は米国における市販用タイヤの販売価格を改定すると10月8日発表した。

 トーヨータイヤ販売子会社であるトーヨータイヤUSA(高木康史社長)が11月1日から市販用タイヤの販売価格の改定(値上げ)を実施するもの。
今回の価格改定は、米国市販用の乗用車、小型トラック、トラック・バス用タイヤを対象に、最大6%値上げする。
原油や合成ゴムをはじめとする諸原材料価格が上昇傾向にあり、コスト削減に向けてあらゆる活動を行ってきたが、企業努力のみでは吸収することは困難なことから価格改定を決めた。
トーヨータイヤUSAでは、引き続き高いレベルの品質とサービスを提供し、顧客に一層の満足が得られる販売活動に注力する。
〈価格改定の概要〉
▽対象商品=米国市販用タイヤ(乗用車、小型トラック、トラック・バス用)
▽値上げ実施時期=2010年11月1日
▽値上げ率=最大6%

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