ブリヂストン スズキの軽自動車にランフラットが採用

2010年08月30日

ゴムタイムス社

 ブリヂストンは20日、同社のランフラットタイヤがスズキ㈱の「ワゴンR」(8月20日発売)の新車装着用オプションタイヤとして採用されたと発表した。

あいさつする中野専務 地球規模で環境意識が高まる中、自動車業界ではCO2排出量削減や車両の軽量化を進めているが、ワゴンRはその方法の1つとして、全てのグレードでスペアタイヤ(応急用タイヤ)レス化を実現している。  その中で一部グレードにメーカーオプション設定されたランフラットタイヤは、空気圧がゼロになっても所定のスピードで一定距離を走行できることから、パンクによる応急修理作業が不要なため、高い安全性と利便性を備えている。主力商品同社はランフラットタイヤを普及させることで、“より安全で環境に優しい車社会の実現”に大きく貢献できると考えており、今回のワゴンRオプション設定はその大きなステップと捉えている。  
 オプション設定タイヤはB250RFT。ワゴンR(155/65RF14 75S)、ワゴンRスティングレー(165/555RF15 75V)に空気圧が失われた状態でもタイヤ自体が車両を支えられるよう、サイドウォールを強化したサイド補強型ランフラットタイヤ。 (写真) 上:ランフラットタイヤ 下:ワゴンR

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