ブリヂストン 栃木工場でビオトープにホタル幼虫を放流

2012年05月07日

ゴムタイムス社

 ㈱ブリヂストン栃木工場(塚越哲人工場長)は、5月1日(火)に近隣保育所の子どもたちと一緒に、工場内にあるビオトープ(野生動植物の生息空間)に、地域で育てた約100匹のホタル幼虫の放流を行った。

 栃木工場では、同社と緑豊かな那須塩原の自然環境、地域社会とが調和していくことを目指し、「グリーンハーモニープラント活動」に取り組んでいる。ビオトープはその一環として、2009年7月に開園した。
 開設3年目を迎えた同ビオトープは、従業員や地域住民とともに、ホタル観賞会など自然とのふれあいの場として整備を進めてきたもの。今年は、次世代を担う子どもたちに地域の自然環境への関心を持ってもらうきっかけ作りとして、近隣の保育所の子どもたちを招待し、ホタル幼虫の放流会を企画した。
 今夏も同工場では、今回放流したホタル幼虫が無事に羽化し、飛び立つ姿を地域住民と一緒に楽しむ観賞会の開催を予定している。

 同工場は2011年3月に操業40周年を迎えた。今後も、ホタルが住むビオトープ整備活動などを通じて、地域住民とのコミュニケーションを大切に、環境保全に取り組んでいくとしている。

【栃木工場 概要】

▽所在地 :栃木県那須塩原市
▽工場長 :塚越 哲人
▽操業開始年月 :1971年4月
▽従業員数:1,027人(2011年12月末現在)
▽敷地面積:約490千m2
▽生産品目:乗用車用ラジアルタイヤ(PSR)、トラック・バス用ラジアルタイヤ(TBR)、小型トラック用タイヤ、新交通用タイヤなど
▽生産量 :PSR日産約11,900本、TBR日産約6,100本
(2011年12月末現在)

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