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ダイキン 世界遺産の知床自然保護を支援

2011年08月01日

ゴムタイムス社

 ダイキン工業は、日本を代表する国立公園の一つであり、世界自然遺産に登録されている知床半島の自然環境保全・復元事業を支援することで、知床財団・斜里町・羅臼町と合意したと発表した。
 支援期間は16年3月31日までの5年間で、総額1億1千万円支援する。
 斜里町の岩尾別川流域での森づくり事業と、羅臼町での人とヒグマの共存対策事業を支援する。 岩尾別川流域において、荒廃したカツラを中心とする河畔林を復元し、流域の環境改善を図り、カラフトマスやシロザケの自然産卵や、イワナの一種、オショロコマの増加などを狙う。
 また、人の生活圏がヒグマの生息地と隣接している羅臼町において、ヒグマの進入防止柵を設置、人とヒグマの生息圏を隔離し、ヒグマの保護と人の安心・安全の両立を目指す。
 知床は、原始的な自然環境や野生動物が残り、オオワシなど絶滅危惧種を含む多様な生物が生息していることや、流氷が育む海の生態系と原生的な陸の生態系が一体となり相互につながりあっていることが高く評価され、05年に世界自然遺産に登録された。
 一方で、農業開拓や河川改良など人的影響による自然崩壊や、増え続ける野生動物と住民生活との軋轢などの課題も抱えている。
 同社では08年より、アジアで最も森林減少が著しいインドネシアで森林再生プロジェクトを実施しており、このたび国内初の取り組みとして、世界自然遺産である知床への支援を行う。

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