日本プラスチック工業連盟がまとめた１月のプラスチック製品生産実績は前年同月比５・３％減の43万６９９１トンで、昨年の７月～12月連続で７ヵ月減少となった。
主な製品別では、フィルム分野の軟質製品の農業用が同23・１％増、合成皮革が同３・０％増、輸送機械用が同20・３％増、日用品雑貨が同１・１％増、容器のその他が同５・１％増、建材計の雨どいおよび同付属品が同40・４％増、その他の異形押出製品が同５・９％増、ホースが同７・７％増、ディスクレコードが同３・０％となったが、それ以外の製品は減少した。特にフィルム・シート製品のシートが同22・３％減、軟質製品が同31・７％減、機械器具・部品の電気通信用が同26・８％減と大幅な減少を示し、それ以外の製品も１割程度の減少が見られた。
なお、２０１１年度のプラスチック製品生産実績は前年同期比０・７％減の５６８万２２８㌧。
主な製品別では、シートが同１・７％増、板が同１・４％増、パイプが同１・６％増、継手が同６・５％増、日用雑貨が同５・８％増、容器累計が同１・７％増、建材計が同４・９％増となったものの、それ以外が減少。特にフィルムの農業用が同12・２％増、容器類のその他が同14・６％増、建築の雨どいおよび同付属品が同19・３％増と１割～２割程度の増加となった。
