東海ゴム 自動車用 防振ゴムを生産 インドネシアに新会社設立

東海ゴム工業㈱は、インドネシアに自動車用防振ゴムを製造・販売する新会社、ＰＴトーカイラバーインドネシア（ＴＲＩＤ）を設立すると発表した。
現在、インドネシア向けの自動車用防振ゴムは、主に合弁会社であるＰＴフコクトーカイラバー（ＦＲＴ）より供給しているが、新会社のＴＲＩＤを設立し、自動車用防振ゴムの現地生産体制の拡充を図り、従来以上に顧客ニーズに積極的かつ迅速に対応する。
新会社は、西ジャワ州カラワン県ＫＩＭ工業団地内に設立予定で、資本金は約９億６０００万円（東海ゴム工業全額出資）。代表者は、近藤達也氏（防振事業部防振生産企画部長）が社長に就任する。
敷地面積５万平方㍍に、建屋７６８０平方㍍の工場を建設し、12年７月からの生産開始を目指す。15年度には約３００人の従業員体制とし、売上高約30億円を目指す。
インドネシアでは３拠点目のグループ会社となり、同社では自動車用品事業の更なる強化に取り組む。