テクノプレニードヒダ 原料加工剤で新工場  高性能ゴムの需要に対応

2012年02月28日

ゴムタイムス社

 工業用ゴム製品、ゴム薬品製造のテクノプレニードヒダ(岐阜県加茂郡、肥田彰吾社長)は同社工場の敷地内に新工場を建設し、ゴム原料加工に使われる加硫促進剤「プレニード」の生産を月産10トン増産する。 OA機器メーカーや家電通信メーカーから製品の性能に直結する高性能のゴム製品部品のニーズが高まっており、その需要に応える。
 新工場は鉄骨平屋一部2階建て延べ1110平方メートルで、2月末に着工し、5月に稼働予定。ペレット化したプレニードから異物を取り除くストレーナー工程も増強し、より高性能な製品の生産体制を強化する。
 プレニードを使用した原材料によりゴム製品の性能が向上するだけでなく、粉状の加硫促進剤をペレット化することで、ゴム生地に練りこみやすくなり、品質も安定し作業効率も向上する。増産後の生産能力は20トンになる。

関連キーワード:

技術セミナーのご案内

ゴムタイムス主催セミナー