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十川ゴム 2011年3月期決算 経常利益は9・7%増に

2011年07月18日

ゴムタイムス社

十川ゴムの2011年3月期決算は売上高が前期比3・7%増の売上高141億8400万円の増収となり、経常利益は同9・7%増の3億100万円の増収増益となり、当期純利益は前期比24・3%増となった。売上高の増加に加え、原価低減や各種合理化策が寄与した。 ホース類の売上高は前期比3%増の57億8600万円の増収。このうちゴムホースはエコカー減税による自動車生産台数の増加により、自動車産業用燃料ホースが好調に推移。また、土木・建設機械産業用および設備装置産業が少しづつ回復し、重機械産業用高圧ホースが増加したことにより前期比8・4%増の42億1000万円となった。
樹脂ホースは一般機械産業用、食品機械産業用、農業・園芸産業用などで増加したものの、家電産業用、住宅設備産業用などの落ち込みが響き、15億1000万円、前期比9・5%減となった。 型物製品やゴムシート製品のゴム工業用品類の売上高は72億6400万円、前期比4・3%増の増収。このうち型物製品は自動車産業用、医療機器産業用が好調に推移したことで、前期比4・4%増の32億円。押出成形品は、ガス産業用、設備装置産業用、土木・建設機械産業用などは前期並みとなったが、家電産業用、船舶・車両産業用、一般機械産業などで増加し、23億7000万円、前期比0・6%の微増にとどまった。 ゴムシートは上期は前年並で推移し、下期も依然として物件受注は少ないものの、特殊ゴムシートが増加したのに加え、汎用ゴムシートも含め全体的に上向き傾向に推移した結果、16億8000万円、前期比10・1%増となった。 その他は前期比3・6%増の10億6800万円となった。 Oリング、水洗用パッキンなどの金型成形品を生産している中国浙江省の海外子会社「紹興十川橡胶有限公司」は生産性向上とともに販売も拡大し、売上高は前期比10%増、経常利益も同18%増の増収増益となった。今期も国内ユーザーの要請によるさらなる生産品種の拡大や現地販売にも注力していくことで売上高10%増を目指す。 設備投資は新規製品及び生産効率化を目的とする製造設備、また、環境対応並びに研究開発費用の設備に対し、前期比62・7%増の3億8400万円を実施した。