キャボットジャパン 下関工場が無災害記録1万日を達成

2012年02月20日

ゴムタイムス社

 キャボットジャパン㈱(石合信正社長)は、今年2月に同社下関工場が無災害1万日の記録を達成したことを祝い、2月16日、グランプラス(山口県下関市)で記念式典を開催した。当日は工場従業員はもとより、OBや米国キャボット社からパトリック・プレヴォストCEOら経営幹部ら多数も参加、記念式典に華を添えた。
 式典は、パトリックCEOが「キャボットの究極の目標は負傷事故ゼロである。2005年に仲間入りを果たして以来、下関工場はこの目標が可能であることを示してきた。過去に下関工場はプレジデンツ・クラブ・アウォード(社長クラブ賞)を受けているが、本日さらに高いレベルのチェアマンズ・アウォード(会長賞)を贈り、下関工場の偉業を称えます。キャボットは世界各の20ヵ国に約40の拠点を有するが、下関工場が会長賞を受賞する最初の拠点となったことを誇りに思う」などと祝辞を述べた。
 続いて石合社長が乾杯の発声を兼ねてあいさつ、食事を楽しみながら歓談した。宴半ばにはQC改善事例の発表、さらには下関工場が無災害1万日を達成した背景と、今後の事業展開をまとめたVTR「飛翔」が大型スクリーンで流され、徹底した安全活動の基本姿勢と継続する力の凄さに出席者は感銘を受けた。
 引き続き、食事を楽しみながら余興として平家太鼓・平家踊りが披露され、会場は祝福ムードで盛り上がった。
 下関工場は操業開始以来、約27年にわたって安全第一に徹し、無災害記録を伸ばしてきた。今年2月6日に連続記録1万日を達成した。
 式典の最後に登壇した市川下関工場長は「歴代の工場長をはじめ全従業員、そして協力工場の皆様方が築き上げてきた賜物である。しかし、これで満足せずに通過点と捉えて、無災害記録をさらに伸ばしていきたい」と語った。

石合社長(前列右)とパトリックCEO(前列左)

 

 

 

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