西川ゴム 12年第3四半期決算 震災影響で大幅減益

2012年02月16日

ゴムタイムス社

 西川ゴム工業の2012年3月期第3四半期連結決算は、売上高434億3100万円、前年同期比9・0%増、営業利益14億2500万円、同61・0%減、経常利益14億8200万円、同67・1%減と増収減益となった。四半期純利益は7億900万円で同76・9%減となった。
 自動車部品業界は、自動車生産が震災の影響により5月後半まで大幅に落ち込んだことが影響したが、前期にニシカワ・クーパーLLCを連結子会社化したことにより、売上高は399億5500万円、同8・7%増となった。収益面は、震災による操業度低下および原材料価格の上昇などにより、営業利益は10億2400万円、同69・1%減となった。
 一般産業資材事業は、住宅メーカー向けおよび土木関連製品などの一般産業資材の大きな需要増加となった結果、売上高は
34億7600万円、同13・0%増となり、営業利益は4億円、同18・0%増となっ
た。
 タイの洪水影響で未定としていた通期業績見通しは売上高が600億円、営業利益が30億円、経常利益が28億円、純利益が13億円となる見通し。

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