使用済みタイヤチューブを再利用したスニーカー発売

2012年02月10日

ゴムタイムス社

 ㈱モンドデザイン(堀池洋平代表取締役)は、エコをコンセプトとした製品群を揃えるブランド「SEAL」より、日本初となる靴のアッパー部分全面に”使用済みタイヤチューブ”を再利用したスニーカーシリーズの新製品「スニーカー501」を発表した。
 SEALブランドの新商品「スニーカー501」は、広島のスニーカーブランド「スピングルムーブ」とのコラボレーションモデルとなり、大型トラック用の使用済みタイヤチューブを粉砕などの特殊な加工はせず、素材本来の特徴で
ある弾力性、耐久性や防水性を活かし、素材感を活かしながら全面にリユースしている。
これにより、履いた時に足にフィットする事のほか、高い防水
性により雨や雪の日などでも気にせず使え、汚れにも非常に強くメンテナンス
が簡単で、タフなスニーカーとなっている。

また、製造工程には、日本の昔からの技術であるバルカナイズ製法を採用している。国内職
人の手により1つ1つ丁寧に制作しているため、希少性が高い。

2012年2月8日より、初回300足限定にてオフィシャルオンラインストアでの先行予約販売を開始し、来年春以降に全国の店舗にて順次販売を行って行く。価格は税込17,850円。カラーは、レッドでサイズ展開はS,M,L,LL。
 同ブランドでは、「環境保護団体へ売上げの1%を寄付」「製品1つにつき1本の苗木を寄付する」などの取り組みを実施している。これにより、ファッション感覚に敏感な方への、リサイクル製品に対する新たなニーズの拡大を目指しているという

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