ブリヂストン中国子会社 最新版の環境報告書を発行

2012年02月10日

ゴムタイムス社

 ブリヂストンは2月8日、同社子会社である普利司通(中国)投資有限公司(BSCN)が最新版の環境報告書を発行したと発表した。本報告書は、BSCNの2011年度に環境戦略や活動実績をまとめ、2012年及び中長期的な環境活動における方向性を示した内容になっている。今回は2010年に初版が発行された、BSCNの環境報告書の第2版。初版の発行以来、政府機関をはじめ、報道関係者、投資家、利用者など、幅広いステークホルダーから、高い関心を集めているという。
 BSCNでは、ブリヂストングループが掲げる「環境宣言」の下、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを強化し、「自然と共生する」ために、「資源を大切に使う」技術を開発・活用し、喫緊の課題である地球温暖化に対して「CO2を減らす」活動を積極的に展開していく。
 今回の報告書では、省資源化に貢献するランフラットテクノロジー採用タイヤの中国現地生産の実現や、リトレッドタイヤを活用したソリューション・ビジネスの拡大、また社会貢献領域においては、生物多様性保護活動の推進やカーユーザー向けの環境啓発活動の展開実績などを紹介し、今後の更なる活動の強化を図って行く旨などが示されている。

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