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ニュースの焦点 自動車メーカーが環境取組を強化

2010年09月13日

ゴムタイムス社


自動車メーカーの環境取組強化でC02削減に貢献する低燃費タイヤをはじめ、軽量化、リサイクル性に富むゴム・樹脂製品のさらなる需要拡大が期待できそうだ。 トヨタ自動車は8月25日、2011年度から2015年度の5ヵ年間にわたる環境取組の実行計画である「環境取組プラン」を策定し発表した。これは トヨタの環境活動の原点である「地球環境と調和したモノづくり、クルマづくりと商品およびサービスの提供を通じ社会・地球の持続可能な発展に貢献」を具体化するために実施すべき活動をまとめたもの。 環境活動のテーマに「低炭素社会の構築」「循環型社会の構築」「環境保全と自然共生社会の構築」の3大重要テーマを掲げ、トヨタの企業活動である開発・設計、調達、生産・物流、販売、リサイクルの各分野で取組項目と具体的実施項目・目標を策定し、総合的な環境マネジメントを推進していくとしている。 この中で環境にやさしいハイブリッド車(HV)や電気自動車(EV)などの普及を促進することが掲げられ、HVを2010年代初頭に年間100万台、累計500万台販売することや、家庭で充電可能な「プラグインハイブリッド車」を2012年から年間数万台規模で市場導入することが盛り込まれた。また、国内生産で排出する二酸化炭素(CO2)の排出量を1990年比で25%削減、日本・米国・欧州・中国で販売する乗用車の平均燃費を2015年に2005年度比で25%改善することも盛り込まれた。また、道路交通セクターにおける統合的なCO2削減取組の推進では自動車工業会等と連携した統合的取り組みの推進、IT・ITS技術を活用した交通流改善への取り組み貢献、エコドライブ啓発活動への取り組みを推進。資源の有効利用に配慮したリサイクル設計の一層の推進では、資源有効利用のための部品取り外し性の一層の向上と、材料分離・分別性への新たな取り組み、樹脂部品へのエコプラスチックス(バイオプラ)、樹脂リサイクル材の2015年20%使用技術確立と業界トップレベルの利用推進を掲げている。