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ニュースの焦点 合成ゴム各社 大幅に収益改善

2010年08月24日

ゴムタイムス社


 合成ゴムメーカー各社の2011年第1四半期決算は自動車生産の回復により、自動車タイヤ、各種自動車用ゴム部品の需要増で販売が増加したことに加え、原材料価格高騰に対応した価格改定が寄与し収益も大幅に改善された。 JSR 汎用合成ゴム及びNBR、SーSBRなどの機能性特殊ゴムは、自動車生産が増加したことと、主要原材料価格の上昇に対応した価格改定により増収増益。

 輸出も汎用合成ゴムを中心に前年同期を上回った。 日本ゼオン タイヤ・自動車関連部品の生産調整の終了、顧客のアジア向け輸出の好調、原料高に応じた価格改定の実施により、販売、売上高ともに前年同期を大幅に上回った。輸出も中国を中心とするアジア向けが好調に推移、海外子会社も業績が改善された。 旭化成 ポリマー系事業では、需要回復により自動車や家電向け製品の販売数量が増加し、プラントの稼働率も改善。 住友化学 合成樹脂や石油化学品は、昨年4月にラービグコンプレックスが稼動したことに伴い販売子会社での出荷数量が増加したことに加え、ナフサ等原料価格の高騰に伴う国内販売価格の是正や海外市況が上昇し販売が増加。 三井化学 自動車部品及び樹脂改質材用途を中心とするエラストマーは、産業材需要の堅調な伸びと、アジアを中心とする自動車市場の需要回復の影響を受け、売上高が 好調に推移。コンパウンド製品は、自動車・電子部品分野における需要回復の影響を受け、売上高が好調に推移した。 宇部興産 前期後半に急回復したポリブタジエン(合成ゴム)、カプロラクタム、ナイロン樹脂の出荷は、アジア市場の堅調な需要にも支えられ好調。 電気化学工業 クロロプレンゴムは中国やアジアを中心に販売数量が増加し増収となった。 東ソー クロロプレンゴムは、東南アジア市場を中心に需要が回復し出荷が増加したが、海外市況の軟化や円高等により製品価格は下落した。