オカモト ラブドームシリーズに『L』と『ガールズガード』登場

2012年01月23日

ゴムタイムス社

 オカモト(株)(本社東京都文京区 岡本良幸社長)は、女性のためのコンドーム『ラブドーム』シリーズに、新ラインナップとして『ラブドームL』と『ラブドームガールズガード』の2品を、全国の薬局・薬店・ドラッグストア等向けに3月1日より出荷を開始する。

 ラブドームシリーズは、コンドームに対する女性の様々な要望の中から、女性開発者が女性のために開発した製品。これまで、女性の要望として多かった「性交時(挿入時)に痛みを感じることがある」という声に対して、潤滑ゼリーの量が従来品の約4倍あり、ゼリーに保湿成分であるアロエエキスを配合した『ラブドームパンサー』と、ゼリーに消臭成分である茶カテキンエキスを配合した『ラブドームゼブラ』の2品を第1弾として2010年8月より発売している。

 今回、女性の声を拾うべくサイズに関するアンケートを行ったところ、サイズを理由にコンドームを着けないと言われた(言った)ことのある人が44%もいることがわかった(オカモトスクール調べ)。この結果を基に、少し大きめでパートナーに対しても簡単に装着してあげられるようなサイズで、さらに女性にもうれしいゼリー量約3倍の『ラブドームL(エル)』を開発したという。

 また女性にとって望まない妊娠をすることは肉体的のみならず、精神的にも多くのダメージを負う事となるが、少子化やセックスレスの影響で人工妊娠中絶数は減少しているとは言え、平成21年度の人工妊娠中絶数は22万人以上に上る事が報告されている(厚労省衛生行政報告例)。より確実な避妊をしたいというのは多くの女性の願いであり、この声に応えるために『避妊ゼリー』付きの『ラブドームガールズガード』は開発された。避妊ゼリーは殺精子剤であるメンフェゴールが配合されており、射精された精子と接触することにより、精子の受精能力を喪失させ妊娠の可能性を減少させる。ただし、避妊ゼリーは放出された精子に作用するので、男性器自身の機能や造精能力に影響を与える物ではない。同社では、従来より性感染症や望まない妊娠から女性を守る『ガールズガード運動』に賛同していることから、この製品に『ガールズガード』という名をつけた。

 今回新たにラインナップに加わる2品は、これまでのラブドームシリーズに引き続き、『女性が手に取りやすい』、『可愛らしい』パッケージと個包装でそれぞれ『トラ柄』と『ヘビ柄』を採用している。各製品の特徴は以下の通り。

■ラブドームL

* 太めのLサイズ

* 女性に人気のトラ柄を採用(パッケージ&個包装)

* かわいいピンクカラー(コンドーム本体)

* ゼリーの量が従来品の3倍(同社比)で挿入滑らか

* やわらか天然ゴム製

■ ラブドームガールズガード

* メンフェゴール配合の避妊ゼリー付き

* 女性に人気のヘビ柄を採用(パッケージ&個包装)

* やわらか天然ゴム製

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