横浜ゴム海外子会社2社が取得 ISO認証

2011年04月11日

ゴムタイムス社

横浜ゴムの海外グループ会社2社が、2月に相次いで環境マネジメントシステムの国際規格であるISO14001の認証を取得した。取得したのは中国のタイヤ生産販売会社である蘇州横浜輪胎有限公司とベトナムのタイヤ生産販売会社であるヨコハマタイヤベトナム(YTVI)。
蘇州横浜輪胎は2008年8月から操業開始し、従業員数は422人(2010年12月末現在)。トラック・バス用スチールラジアルタイヤを生産し、中国 国内向けに販売している。YTVIは2008年1月から操業開始し、従業員数は281人(2010年12月末現在)。ベトナム国内向けにモーターサイクル 用や小型トラック用、日本市場向けに産業車両用、応急用などのバイアスタイヤを生産している。
横浜ゴムは、2006年に発表した中期経営計画「グランドデザイン100(GD100)」の基本方針のひとつに「トップレベルの環境貢献企業」になるこ とを掲げている。国内外のグループ会社で高度で同質な環境経営を行うことを目指しており、ISO14001に基づく経営を基本に置いている。生産拠点で ISO14001の認証の取得を進めており、すでに国内では横浜ゴムの10生産拠点、グループ会社の5生産拠点の合計15拠点、海外では今回の2社を加 え、計13グループ会社の生産拠点が認証を取得した。

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