NEDO ミャンマー政府と再生可能エネルギーで協力協定を締結‎ 

2012年01月18日

ゴムタイムス社

 NEDO(独)とミャンマー政府は再生可能エネルギー等の包括的な協力に関する合意に至ったことを、1月13日の枝野経済産業大臣のミャンマー訪問の際に発表した。この合意には、同国内における再生可能エネルギー、省エネルギー、環境分野等の協力を進めるためのアクションプランの策定を検討することなどが盛り込まれている。
 NEDOとしては、今後のエネルギー需要の拡大が見込まれるミャンマーにおいて、エネルギー・環境分野で積極的に協力すると共に、グローバルな問題の解決に貢献していくとのこと。なお、協力意思確認書は同社とミャンマー地方エネルギー開発委員会との間で今般の枝野経済産業大臣の主催の「日ミャンマー閣僚級経済産業対話」後に締結された。

事業概要】
 ミャンマーの電力消費量は過去20年で約3倍に増加、今後2030年までにさらに約3倍に増加すると予測されている。ミャンマー政府では、再生可能エネルギーの導入や効率的なエネルギー利用に関するガイドラインを制定しており、2020年までに総電力の15%~20%を再生可能エネルギーでまかなう計画を立てているという。こうした背景の中、同社とミャンマー地方エネルギー開発委員会は、以下の取り組みについて共同で検討することとしたという。

(1)ミャンマーにおける再生可能エネルギー技術の導入等に向けたアクションプラン策定のための協力
(2)再生可能エネルギー等による自立電源システム導入の支援
(3)再生可能エネルギー技術、省エネルギー技術、環境技術に関するセミナーを開催

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