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東洋ゴム 年頭訓示 使命感持ち新たな挑戦の年

2012年01月17日

ゴムタイムス社


 使命感持ち新たな挑戦の年

 昨年は原材料の高騰、歴史的な円高、欧州金融不安や新興国産業の隆盛といったグローバル経済の影響に加え、天災の試練を受けたが、我々製造業はこれらに打ち克っていかねばならない。今こそ我々は技術を磨き、モノづくり企業としての自信を持ち、どこよりも魅力ある商品を世に届けようという挑戦が必要である。

 今、自動車には「環境性能、低燃費化への対応」が求められており、自動車産業に携わる国内外の誰もがその技術を切磋琢磨している。タイヤ1本で地球環境を劇的に変えることはできないが、地球上で人類が使っている自動車の数量を考えるとタイヤの環境性能を向上させる意義は非常に大きい。

 昨年、当社はナノレベルでゴム材料の開発を制御する 「Nano Balance Technology(ナノバランステクノロジー)」を確立し、日本で初めてタイヤ環境性能基準「AAA-b」を達成した新低燃費タイヤ「NANOENERGY(ナノエナジー)」を開発した。いよいよ2月にはお客様に届けることができる。当社の技術の粋を集めて誕生したこの新しいタイヤをぜひ育てて行きたい。

 タイヤ事業ではマレーシア、中国の工場が本格稼働し、ダイバーテック事業においても中国での合弁会社設立を進めるなど、成長市場戦略をいよいよ本格軌道に乗せていく。同じ東洋ゴムグループに集う仲間が世界中に増えているが、拡大していくグループの規模以上にパフォーマンスを発揮しようではないか。

 そのためにぜひ各自が明確な夢、目標を持っていただきたい。夢を皆で語り合い、その実現に向けて知恵を絞り、グループを盛り立てていこう。

本年は、中期経営計画「中計’11」、長期経営ビジョン「ビジョン’20」の2年目であり、経営体質をさらに強化していく正念場である。東洋ゴムグループの一員として、一人ひとりがどのような困難に対しても前を向いて活路を拓き、誇りと使命感を強く持って、2012年を「新たな挑戦の年」としていこう。