新春トップインタビュー 入間川ゴム

2012年02月07日

ゴムタイムス社

入間川ゴム 清水 秀樹社長 -2012年1月1日号掲載-

不採算事業縮小で収益基盤強化

新鋭プレス機導入で生産性向上 復興関連需要に期待

 5ヶ年の中計「清水プロジェクト」を推進中の入間川ゴムは本社工場に新鋭プレス機を導入し、生産性向上を図るとともにサービス体制を強化した。清水秀樹社長に12年の経営戦略を聞いた。

 ―11年を振り返って。
 清水社長 大震災後、4月から生産量が半減したが、4月、5月の2ヶ月間で24時間稼動で仮需要に対応するための造り込みを行った。7月~9月の3ヶ月間は15%の電力削減に対応し、土日出勤の原則木金休日で生産を継続したことが大幅なコスト削減に寄与した。災い転じて福となすではないが、生産量半減から24時間稼動そして電力削減対応では、結果的にウィーク・デー30%以上の削減を達成し、かなりの生産性向上に繋がるとともに、8月には電力料金ゼロというおまけまでついた。 
 期初は復興需要見込みの仮需要が発生したが、第2四半期にその反動が出て、売上高は前期に比べ若干下回ったものの、上半期は当初計画を達成した。年間売上高を22億7000万円と計画し、上期は前期に比べ5%ほどの落ち込みとなる予定を組んでいたが、計画を上回り、上期売上高は11億4300万円、前期比4・3%減となった。収益面では経常利益で黒字を確保した。
 また、合成ゴム、ゴム薬などの原材料がサプライチェーンの寸断で一時的には入手困難となったが、数量的に制約された中での生産対応を行った。
 ―通期の業績見通しは。
 清水社長 足元震災復興需要は始まっておらず弱含みであるが下期に入っても前期比5%ダウンの計画に沿った販売が続いている。当初計画した年間売上高を達成し、経常利益3000万円から4000万円の黒字を確保したい。
 ―天然ゴムシートの製品出荷を制限しているが。

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