タイガースポリマー タイの洪水被害 本格生産開始は24年4月の見通し

2011年12月26日

ゴムタイムス社

 タイガースポリマーはタイの洪水被害に関する第3報を発表した。
 タイ中部アユタヤ県のロジャナ工業団地にある連結子会社 Tigerpoly(Thailand)Ltd.の洪
水被害状況について、11月7日に「タイの洪水被害に関するお知らせ(第2報)」で公表したように、日本および中国における代替生産で対応していたが、現時点における情報は以下のとおり。
 復旧状況について は、敷地および建物が浸水し、10月10日以降全面的に操業を停止していたが、日本および中国における代替生産と併行して、タイ国内の協力会社で一部生産を再開している。ロジャナ工業団地の排水作業は12月初旬にほぼ完了し、電力供給および給水システムの復旧
の目途が立ったことから、同社では技術者を派遣し、生産設備の洗浄および修理に取り組んでいる。
 ロジャナ工業団地における生産は、平成24年1月から徐々に再開し、本格的な生産は平成24年4月になる見通し。同社グループでは、業績に与える影響を極力少なくするために、引
き続きグループ一丸となって復旧作業を進めていくとしている。
 業績への影響については、
今回の洪水による被害額および業績への影響については、現時点では合理的な数値を算定することが困難なため、現時点では不明としている。同社では算出可能になった時点で、速やかに発表するとしえいる。

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