ランクセス バイオ原料事業を強化 Gevo社のIPOに出資

2011年03月22日

ゴムタイムス社

ランクセスは、バイオ原料を使用したプレミアム合成ゴム製造への取り組みを強化する。
その一環として、米国の先進バイオ燃料再生可能化学品会社「Gevo」(ジーヴォ)社の持ち株比率を増加させ、今後10年間にわたり両社間で一定量の独占的供給・購入する契約に合意した。
Gevo社の新規株式公開に1700万米ドルを投資し、これにより現在の株式保有率は9・1%となった。同社は10年5月に私募形式の非上場株発行の一部として1000万米ドルをGevo社に出資している。
今回の投資は、再生可能資源からイソブテンを製造する両社の共同開発が順調に進展していることを示している。
イソブテンは、通常様々な石油誘導体を原料として、スチームクラッカーによって製造されている。

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