第13回 エコプロダクツ2011が開幕 環境配慮型製品を紹介

2011年12月22日

ゴムタイムス社

 日本最大級の環境展示会「エコプロダクツ2011」(産業環境管理協会・日本経済新聞社主催)が15~17日の3日間、東京ビックサイト東ホールで開催された。
 同展示会は環境に配慮した製品やサービスおよび企業や社会の先進的な取り組みを紹介する環境展示会。13回目となる今年のテーマは「Green For All All For Green 日本発!エコの力で明日を変える」で、展示規模は752社・団体が1747小間を出展(前回745社・団体1762小間)で過去最大となた。出展社は自動車およびブリヂストン、横浜ゴムなど自動車関連企業や住宅・エネルギー、素材ら多方面のエコ製品・技術・サービスが展示、一同に会した。大勢の老若男女で会場は混雑した。
 ゴム・樹脂関連の出展を紹介する。
ブリヂストン
 同社は低燃費タイヤECOPIAやリトレッドタイヤを中心に出展。今回は同社の長期的な環境活動の方向性を宣言した「環境宣言」をもとに、「自然と共生する」「資源を大切に使う」「CO2を減らす」という3つのコンセプトに商品やサービスを紹介。またブースを子供たちが見て、触って直観的に体験できる工夫をした。さらに、ブース内に風船を使用することで展示ブースの環境にも配慮した。
横浜ゴム
 12年連続出展の同社は「ブルーアース」コンセプトに基づき開発した乗用車用低燃費タイヤ「BluEarth-A(ブルーアース・エース)」とSUV用低燃費タイヤ「GEOLANDAR SUV(ジオランダー・エスユーブイ)」などを出展。ブースの一つに子供がブルーアースの低燃費タイヤの性能をわかるようにミニカーを使用しながら紹介した。
帝人
 今回はBtoBよりもBtoCをコンセプトに、大学生やビジネスパーソンなどの一般来場者に対して、同社の先進的な素材や技術が低炭素・循環型社会の実現や環境改善に貢献していることをアピール。また同社のキャラクターを前面に紹介することで同社に親しみを感じてもらう工夫をした。

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