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JM エナジー リチウムイオンキャパシタの生産開始

2011年12月13日

ゴムタイムス社

JM エナジー新設評価棟及び安全試験棟

 JSRは、リチウムイオンキャパシタの事業会社JM エナジー㈱(宮部五郎社長、JSR100%出資)において、経済産業省の「平成22年度低炭素型雇用創出産業立地推進事業」として採択された扁平角缶型リチウムイオンキャパシタセル生産事業に伴う製造プラント及び付帯する評価棟、安全試験棟が10月下旬に完成し、11月下旬よりテスト生産を開始すると発表した。
 同設備において、2月25日に発表した扁平角缶型リチウムイオンキャパシタの本格的生産を開始する。年間生産能力12万セルとなる。
 また、評価棟においては、JSRの潜熱蓄熱材料「CALGRIP™」を放射パネル冷暖房システムに組み込み、エネルギーの有効活用の実証実験の場としても活用していく。
 JM エナジー独自の技術を用いて開発した扁平角缶型リチウムイオンキャパシタは、従来の円筒缶型に比べ表面積が大きく、放熱効率が高いため、充放電時の発熱による劣化を抑える特徴を有している。また、セルを隙間なく直並列に設置することができるため、システム全体の小型化に貢献する。
 今春、サンプル出荷を開始し、移動体用途を中心に顧客での採用にむけた検討が継続しており、今後も、産業機械、建設機械、輸送機械(バス、トラック、市電、航空機等)などに求められるエネルギー回生やピーク電流アシスト、ストレージ用途やバックアップ電源用途など、低電圧から高電圧用途まで幅広い分野に展開していく。