ニュースの焦点 低燃費タイヤ技術開発競争が激化

2011年12月06日

ゴムタイムス社

 第42回東京モーターショーが12月3日から江東区有明の東京ビッグサイトで開幕。地球環境や石油資源への関心の高さからHV車や電気自動車に加え、ガソリン車での環境対応技術を駆使した低燃費車、低価格車が相次ぎ登場した。国内タイヤ各社もラベリング制度における等級アップした低燃費タイヤを出品・展示し、低燃費タイヤ技術の進化を大きくアピール。ブリヂストンは、これまでのタイヤとは全く異なるコンセプトの非空気入りタイヤ(エアフリーコンセプト)技術の開発に成功し、非空気入りタイヤはじめ、「ラベリング制度」において、最高グレード(低燃費グレードAAA、ウェットグリップ性能a)を達成した「ECOPIA EP001S」を展示した。

 住友ゴム工業は「100%石油外天然資源タイヤ」のプロトタイプタイヤを出品。また、低燃費タイヤブランド「エナセーブ」のフラッグシップモデルとして、ラベリング制度の転がり抵抗性能で最高ランク「AAA」の低燃費タイヤ「エナセーブ PREMIUM」を展示。

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