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デンカ 台湾企業に資本参加 診断機器開発で提携強化

2019年08月05日

ゴムタイムス社


 デンカは7月30日、ライフイノベーション分野における戦略パートナーである台湾のプレックスバイオ(PB社)とのアライアンス強化を目的として、PB社が実施する第三者割当増資の引き受けによる同社株式取得を台湾金融当局に申請したと発表した。これにより、同社はPB社株式の33・4%(完全希薄化ベース)を保有することになる。

 デンカは、2016年9月にPB社と業務提携契約を締結し、PB社が開発したインテリプレックス・システムの日本およびASEAN地域における独占販売権と試薬の開発・販売権を取得。日本国内においてインテリプレックス・システムを用い、病原体微生物同定・薬剤耐性菌遺伝子検査の診断薬開発を進めている。また、昨年1月には病原体微生物同定・薬剤耐性菌遺伝子診断機器の共同開発についてPB社と基本合意した。

 これらの開発の過程で、デンカは、インテリプレックス・システムの持つ独自性、先進性、技術的競争力をさらに高く評価するに至り、今回の出資を決定した。

 この出資によりデンカは、PB社とのパートナーシップを一層強化することで、国際社会でも大きな課題となっている薬剤耐性菌への対策に資する、病原体微生物同定・薬剤耐性菌遺伝子検査システムの開発を加速していく。加えて、インテリプレックス・システムの持つ同時多項目測定、高感度、イムノアッセイ・遺伝子検査の双方に対応可という特長と、デンカのリソースを最大限活かし、診断分野における技術革新を進めて健康な生活に寄与し、SDGsに貢献していくことにしている。

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