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海外不振で事業益3割減 住友理工の4~6月期

2019年07月31日

ゴムタイムス社


 住友理工の20年3月期第1四半期連結決算(IFRS基準)は、売上高が1155億円で前年同期比2・2%減、事業利益は20億4200万円で同31・6%減、営業利益は19億3000万円で同31・2%減、四半期利益は7億9300万円の純損失(前年同期は9億9700万円の利益)となった。

 セグメント別で見ると、自動車用品は売上高は985億円で同1・4%減、事業利益は19億円で同14・5%減。欧州では円高・ユーロ安による為替換算の目減りによる減収に加え、前年同期は新排ガス試験法(WLTP)導入前の駆け込み需要があったことから販売数量が減少した。

 中国は欧米系自動車メーカー向けの売上高が減少した一方、日系自動車メーカー向けは環境対応ホースの販売増もあり増収だった。

 米国は自動車市場は縮小したものの、顧客の新車種立ち上げにより増収となった。タイは自動車生産台数減少により減収となった一方、国内は自動車生産台数増加を背景に増収となった。

 事業利益については、減益の主要因は米国で、人手不足を背景とした生産性低下や鋼材価格上昇も影響した。

 一般産業用品は、売上高は170億円で同6・6%減、事業利益は1億円で同84・7%減。売上は、プリンター向け機能部品はプリンター市場縮小の影響により減収。中国での建設・土木機械向け需要の減少により高圧ホースが減収だった。利益面は販売減や生産性低下に加え、一部の原材料の価格上昇のためコストが増加し減益となった。

 通期の連結業績予想は、当初予想からの変更はなく、売上高が4700億円で前期比0・1%増、事業利益が100億円で同6・6%増、営業利益は80億円で同593・7%増、税引前利益は70億円で同899・4%増、親会社の所有者に帰属する四半期利益は20億円の利益を見込んでいる。

 

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