重病児支援に50万円寄付 横浜ゴムの従業員基金

2019年07月03日

ゴムタイムス社

 横浜ゴムは6月28日、同社と従業員による社会貢献基金「YOKOHAMAまごころ基金」が、小児がんや重い病気と闘う子どもたちとその家族を支援する特定非営利活動法人「シャイン・オン・キッズ」へ、活動支援金として50万円を寄付したと発表した。同社はマッチングギフトとして支援金と同額を寄付し、支援合計金額は100万円となる。

 シャイン・オン・キッズでは、2010年に小児がんなどの重い病気と闘う子どもたちとその家族への支援のために、日本初のファシリティドッグの展開を静岡県内の病院で開始した。現在では小児がんに限らず入院患者の治療を支えるための「動物介在介入」を行っており、静岡県立こども病院と神奈川県立こども医療センターの2施設で活動している。今回の支援金は、次世代のファシリティドッグ育成に活用される。

 同基金は、寄付を希望する従業員が会員となり、給与から毎月1口100円を天引きして積み立て、集まった資金を環境保全や人権擁護などに取り組むNPO、NGOなどへの資金援助や重大な災害への義援金として拠出することを目的に、2016年5月に設立された。同社は、マッチングギフトとして同基金支援額と同額を寄付する仕組みとなっている。

 

活躍するファシリティドッグ

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