中国合肥工場が稼働10周年 コンチネンタルが記念式典

2019年06月19日

ゴムタイムス社

 コンチネンタルタイヤは6月18日、中国・合肥市にある乗用車および小型トラック用タイヤ工場の稼働10周年の式典を5月28日に執り行ったと発表した。

 合肥工場は、中国における唯一の製造拠点として、この10年間で成長を遂げており、総投資額5億ユーロを投じて3段階で施設を拡張。1700人以上の従業員を擁している。最新鋭の製造技術・工程を配し、プロフェッショナルかつ献身的なチームを擁する同工場は、エンドユーザーや自動車メーカーからも認められる最高品質のタイヤを生産している。同工場は3年連続で同社社内の部門別品質優秀賞を受賞しており、その顧客は海外および中国国内大手の自動車メーカーを網羅している。

 同社は、中国市場への取り組みへの一環として、2015年に研究開発(R&D)センターを、2016年にはアジア太平洋地域における初のトレーニングセンターを合肥市に開設し、現地の能力を強化した。
 
 同工場は、環境に優しい、最新鋭の技術を活用したタイヤ工場を作ることを目指している。同工場は環境を保全するために努力し、地域のロールモデルとなった。屋上に設置された7万 平米にわたるソーラーパネルで年間550MkWのグリーンな電気を発電し、水処理施設により排水ゼロを実現している。また、空気処理を行うためにドライフィルターおよびRTO(蓄熱式脱臭)装置を採用した業界最先端のタイヤ工場となっている。

 

Enno Tang同社社長兼CEO

Enno Tang同社社長兼CEO

Ferdinand Hoyos同社アジア・太平洋地域乗用車および小型トラック用補修用タイヤ部門エグゼクティブ・バイス・プレジデント

Ferdinand Hoyos同社アジア・太平洋地域乗用車および小型トラック用補修用タイヤ部門エグゼクティブ・バイス・プレジデント

Jeff Wang工場長

Jeff Wang工場長

 

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