ゴムタイムス70周年の画像

ハマタイトなど値上げ 19年上半期の工業用品

2019年06月27日

ゴムタイムス社

 2019年上半期も工業用品で値上げが実施されている。主な工業用品の値上げアナウンスは別表の通り。原材料価格の上昇とともに、物流コストも上昇基調にある。ドライバー不足を受け、物流費の上昇は今後も続きそうだ。さらに、梱包材といった副資材費も膨らんでいる。各種コストが上昇するなか、工業用品を扱うゴムメーカーの間では値上げの動きが相次いでいる。

 横浜ゴムは、ハマタイト建築用製品におけるメーカー出荷価格を1月1日出荷分より5~15%値上げした。

 対象製品はハマタイト建築用シーリング材、ウレタン防水材、その他関連製品となっている。

 昨年から続いた原油、ナフサ価格の高騰による化学系原材料費の上昇とあわせ、物流費用と梱包資材費用も大幅な上昇が続いている。こうした中、同社は生産性向上やコスト削減などの内部改善を続けてきたものの、企業努力だけで吸収することは困難だと判断し、値上げした。
 
 十川ゴムは、天然系素材を使用するゴムシート(汎用ゴム板、B山マット、その他天然系ゴム板)とゴムホースの製品価格を、4月1日受注分から10~20%値上げした。

 同社が製造・販売するゴムシートやゴムホース業界の需要環境は、横ばい傾向にある一方、製造における原価面については、天然系素材は近年の高値傾向が続いている。

 そうした中、同社は、自助努力により内部吸収すべく努力をしているが、天然系原材料価格に加え、エネルギーコストの増加、梱包材など副資材の価格上昇、さらには物流業界の人手不足などによる再度の大幅な運賃値上げにより、従来の価格を維持することが困難となった。同社は、こうしたコスト増加分の一部を販売価格に反映せざるを得ないと判断し、価格改定に踏み切ったとしている。

値上げ一覧表 工業用品

関連キーワード: ·