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19年上半期の原料値上げ デンカ、日本ゼオンなど実施

2019年07月08日

ゴムタイムス社

 原油やナフサ価格の上昇に加え、物流費や包装材料費、さらに人件費の上昇など各種コストの高止まりを背景に、2019年上半期も原料メーカー各社が価格改定を実施した。主な原料メーカーの値上げアナウンスは別表の通り。

◆デンカ
 カーボンブラックの一種でアセチレンの熱分解によって製造されるアセチレンブラック「デンカブラック」および「デンカブラックLi」を1月出荷分より20%値上げした。

◆日本ゼオン
 水素化ニトリルゴム(Zetpol)を2月1日納入分より値上げした。値上げ幅はキロ180円、加工製品は個別に案内を行う。

◆堺化学工業
 2月1日納入分より樹脂添加剤の鉛系および各種ワンパック複合安定剤をキロ50~100円値上げした。

◆アルケマ
 アジア太平洋地域におけるフッ素樹脂製品「カイナー」の価格を3月1日付でキロ0・8USD引き上げた。

◆クレハ
 3月1日出荷分よりフッ化ビニリデン樹脂「KFポリマー」を値上げした。対象はKFポリマーの全グレードで、改定幅は現行販売価格に対し10%アップ。

◆東海カーボン
 二輪車用焼結摩擦材製品を4月1日納入分から一律10%値上げした。その理由として、同社では「労務費の上昇に伴い同製品の生産コストが従前と比較して大幅に増加し、今後の安定供給継続のために価格改定を行った」としている。

◆プライムポリマー
 ポリエチレン(HDPE、LLDPE)・ポリプロピレン(PP)を5月21日納入分よりキロ10円以上値上げした。

◆東ソー
 5月21日納入分よりポリエチレン樹脂をキロ12円以上値上げ。対象製品は、低密度ポリエチレン「ペトロセン」、直鎖状低密度ポリエチレン「ニポロン―L」「ニポロン―Z」、超低密度ポリエチレン「LUMITAC」、高密度ポリエチレン「ニポロンハード」など同社ポリエチレン樹脂全製品。

◆日本ポリエチレン
 ポリエチレン全製品を5月21日納入分よりキロ15円以上。

◆日本ポリプロ
 ポリプロピレン全製品を5月21日納入分よりキロ15円以上。

◆住友化学
 5月27日納入分からポリエチレンおよびポリプロピレンをキロ10円以上値上げ。

◆宇部丸善ポリエチレン 

「LDPE」「EVA」「メタロセンLLDPE」「LLDPE」のポリエチレン製品と、その他同社取り扱い製品を対象に、5月24日納入分よりキロ15円以上値上げした。

値上げ一覧表 原材料