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2社が過去最高の売上高 ベルト3社の19年3月期

2019年05月31日

ゴムタイムス社

 ベルト3社の19年3月期連結決算が出そろった。売上高は3社とも前期を上回り、2社が過去最高の売上高を更新した。海外の自動車用ベルトや搬送用ベルトなどが概ね堅調に推移した。一方、利益については明暗が分かれた。

 ◆バンドー化学
 売上高は941億5700万円で前期比3・2%増、営業利益は63億9200万円で同0・9%増、経常利益は75億5600万円で同14・5%増、当期純利益は46億4500万円で同3・1%減となった。
 自動車部品事業は、売上高が416億5500万円で同0・1%減、セグメント利益は30億4600万円で同6・7%減。タイやベトナム、インドでスクーター用の変速ベルトの販売が増加し、アジアでの売上は同0・6%増。一方、日本は自動車生産が前年並みで売上も横ばいだった。中国は主要顧客の生産台数減による販売減で、売上は同1・0%減、欧米他の売上も同1・8%減。
 産業資材事業は、売上高が345億9900万円で同6・9%増、セグメント利益は19億800万円で同横ばい。日本は産業機械用伝動ベルトの販売が伸びたことや、コンベヤベルトも大型案件が増加し、売上は同7・5%増。アジアは農機用ベルトの販売増で、売上は同4・1%増となったほか、中国も農機用ベルトの販売増や監視カメラ用ベルトなどの販売増も寄与し、売上は同7・7%増。欧米他も同4・7%増と全地域で増収を達成した。

 ◆ニッタ
 売上高は891億7400万円で同22・2%増、営業利益は56億6300万円で同16・4%増、経常利益は114億7400万円で同0・3%減、当期純利益は89億7100万円で同2・1%減となった。売上高は3期連続、営業利益は2期連続で過去最高を更新した。
 ベルト・ゴム製品事業は、売上高が281億9700万円で同6・6%増、セグメント利益は23億7400万円で同27・0%増。主力のベルト製品は、国内では、物流業界向けの搬送製品や小売店向けレジ用金銭機器向けベルト等が堅調に推移した。海外では、物流業界向けの軽搬送ベルトや郵便業界向けベルト等が堅調に推移した。ゴム製品は、工作機業界向けのシール製品が堅調に

 

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