TPE特集 日本ミラクトラン 需要堅調で高稼働維持 独自技術で顧客ニーズに対応

2019年06月10日

ゴムタイムス社

 東ソーの100%子会社で熱可塑性ポリウレタン(TPU)を製造・販売する日本ミラクトラン。一昨年10月に東ソーからTPUの営業権を譲受し、「製販一体化でTPUに特化した体制となり、市場の変化や顧客の要望などに対してより迅速に対応できるようになった」(高橋志津夫営業部長)。

 18年度を振り返ると、売り上げは前年並みとなったものの、昨年末から需要の落ち込みが見られた。半導体関連や工業材料、建設機械向けの需要に陰りが生じたほか、中国の景気減速により、中国に拠点を持つ国内の顧客への販売が鈍化した。

各種成形品

各種成形品

 しかしながら、TPUの国内市場は2017年に続き2万トンを超えており、フィルムやベルト等の押出成形分野の好調が続く。TPUフィルムは耐チッピング性に優れていることから、自動車の外装保護用途で需要が増えており、今後も脱溶剤の面から用途拡大が期待される。また、同社が得意とする産業用途では、搬送ベルト分野が好調に推移しており、大型倉庫や機械設備以外に食品用途にもニーズが広がっている。

 同社は、厚木工場、子会社の山梨ミラクトラン、東ソー南陽事業所の

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TPE特集 日本ミラクトラン 需要堅調で高稼働維持 独自技術で顧客ニーズに対応

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