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工場電力を再生エネに変更 東洋ゴムチップ、5月から 

2019年05月14日

ゴムタイムス社


 エンビプロホールディングス社のグループ企業である東洋ゴムチップは5月1日、同社自社工場が2019年5月1日から、再生可能エネルギー電力(FIT電力含む)の供給を受ける「RE100工場」になったと発表した。

 同社は半世紀にわたりゴム工業資源の有効活用を行っている再生ゴムのパイオニア企業で、公園や学校の遊具床材、スポーツ施設床材、鉄道用踏切パネルなど幅広い用途開発を行っている。

 エンビプログループは、2018年7月に事業活動に要する電力を100%再生可能エネルギーで調達することを目標に掲げる企業が参加するイニシアチブ「RE100」に、リサイクル業界としては世界で初めて加盟。今後は2050年までに事業活動で消費する電力を100%再生可能エネルギーにするという目標を掲げており、今回の施策はRE100目標達成の一環として実行したもの。

 同社は自社工場で消費する電力を、「エナリス・パワー・マーケティング」(以下「EPM」)が供給する「RE100メニュー」に切り替え、再生可能エネルギー電力100%(FIT電力含む)のRE100工場になった。このことにより同グループが事業で消費する電力の約17%がRE100電力となり、RE100目標達成に一歩近づいたことになる。

 また同社は従来から、タイヤやゴム工業製品を生産する際に出る廃ゴムをリサイクルした再生ゴム製品など、環境負荷の軽減につながる製品を製造してきた。今後、公園・学校・スポーツ施設・アミューズメントパークなどの床材に活用するカラーゴムチップを始めとした同社の全製品が、二酸化炭素の排出量削減につながる製品になる。

 次のステップとして、2019年6月を目途に同社は、同グループの「しんえこ」が保有する小宮太陽光発電所から特定卸供給を活用して、ひもづけされた形での再生可能エネルギー電力の供給を受ける。具体的にはFIT電力に、トラッキング付非化石証書を付加して供給する計画。

 この取り組みは、同グループの「ブライトイノベーション」が計画から導入までをワンストップで行った。ブライトイノベーションはこの取り組みで得たノウハウを活用し、グループ全体でCO2削減や再生可能エネルギー促進に取組もうとする企業に対し同様のサービスを提供していくとしている。

 

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