ベルト特集 ゴムコンは輸出が復調 樹脂ベルトは物流向け伸長

2019年05月13日

ゴムタイムス社

 搬送ベルトはゴムや樹脂、スチールなど材質によって搬送物の種類や求められる機能もさまざまである。

 このうち、ゴムコンベヤ(搬送)ベルトは、鉄鉱石や石炭、セメントなどの原材料や部品などの物資を運ぶために用いられるのに対し、樹脂コンベヤベルトは物流拠点や食品工場を中心に各種産業に使われている。

◇ゴムコンベヤの生産量
 日本ベルト工業会の統計によると、ゴムコンベヤの18年の生産量は1万4840tで前年比2%増となった。内需と外需では、内需は9873tで同3%減となったが、輸出は4968tで同13%増と前年を上回った。

 内需は、大都市部でのインフラ整備や災害復旧、再開発工事の増加でセメントや砕石関連は堅調な伸びを示したものの、電力・ガスなどのエネルギー関連が落ち込んだことで前年を下回った。

 一方、輸出についてはここ数年低迷していた資源価格がようやく持ち直し、豪州や南米など海外向けのコンベヤ需要は年間を通して回復基調で推移した。

 そうした中で、内需は今後も大幅な伸びが見込めない状況が続きそうで、メーカー各社は特徴のある製品で需要の掘り起こしを狙っている。

 例えば、バンドー化学は、高温搬送用途で使用可能な自己消炎性を有する、難燃耐熱コンベヤベルト「FR7000」シリーズ

本文:1363文字

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