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カネカと資生堂が共同開発 生分解性化粧品用容器で

2019年05月07日

ゴムタイムス社


 カネカは4月24日、プラスチックによる海洋汚染問題への解決提案素材「カネカ生分解性ポリマーPHBH」(以下、PHBH)を用いた化粧品用容器を共同開発することで資生堂と合意したと発表した。

 プラスチック素材の製品は、私達の暮らしにとって便利で欠かせないものになっている一方で、適切な処理がなされないことによって、海中に漂うプラスチックが生態系や人々の健康へ影響を与える懸念が高まっている。このように環境に配慮した素材に関心が高まる中で、化粧品用の容器、包装材における環境負荷低減を継続的に行っている資生堂はPHBHの海水中で生分解する点を評価、同社は資生堂と共同してPHBHを用いた製品の開発に取り組んでいくとしている。

 PHBHは同社が開発した100%植物由来のバイオポリマーであり、幅広い環境下で優れた生分解性を有する。

 特に近年では、マイクロプラスチックによる海洋汚染が世界的な社会問題となっており、生態系への影響が懸念されている。PHBHは海水中で生分解する認証「OK Biodegradable MARINE」を取得しており、海洋汚染低減に貢献する。

 

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