東海ゴムが合弁で 中国に合弁会社設立

2011年05月16日

ゴムタイムス社

合弁調印式

東海ゴム工業㈱は中国のプレス部品メーカー、天津市津栄天宇精密机械有限公司と東海ゴムの子会社、㈱TRIメテックスとの合弁により、プレス金型を製作・販売する新会社、東海津栄模具(天津)有限公司(略称=TJD)を今年6月に設立すると発表した。
ゴム金型は中国の子会社、東海橡塑模具(天津)有限公司で製作しているが、コスト競争力が高く高品質なプレス金型の製作を目的として、新会社のTJDを中国に設立、本年12月から量産を開始する予定。
新会社では、東海ゴムグループの主力事業の一つである自動車用防振ゴム製品に使用する金具部品を製造するためのプレス金型を製作し、防振ゴム製品の一層のトータルコスト低減を図る。
所在地は中国天津市高新技術産業園区(津栄製造拠点の隣接地)。建屋面積は2340平方㍍で、資本金は2000万人民元( 出資比率=東海ゴム工業50%、津栄25%、メテックス25%)。
代表者は、董事長が松岡勉氏(東海ゴム工業執行役員防振事業部長)、総経理は清水淳博氏(東海ゴム工業防振事業部購買企画部)。従業員は74名(15年度見込み)。

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