ベルト特集 三ツ星ベルト 物流向けを中心に需要は堅調 耐浸透性ベルトの用途拡大

2019年05月13日

ゴムタイムス社

 三ツ星ベルト(神戸市長田区、垣内一社長)の搬送ベルト事業の現況は、物流・食品分野向けの樹脂搬送ベルトは堅調、セメントや砕石業界を中心とするゴム搬送ベルトも順調に推移し、18年度(4~12月)の売上高は前年同期比1桁増となった。

 樹脂搬送ベルトでは、物流分野はECサイト向けの物件が依然好調を維持し、空港向けも安定した伸びを示している。製品では物流業界向けの搬送ベルト「ロジスターシリーズ」に加え、同シリーズの「高性能傾斜ベルト」も販売は好調だ。

 食品分野は突出して伸びた業界はないものの、製菓・製パン、米飯、食肉など総じて堅調。補修向けも比較的順調に受注できている。

 製品展開では、顧客の困りごとを解決するためのベルトの開発に注力しており、昨年6月の「FOOMAJAPAN」や今年2月の国際製パン製菓関連産業展「モバックショー」では、テーラーベルトFの「耐浸透性ベルト」(NS10FG-BR

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