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【新社長インタビュー】三洋貿易 新谷正伸社長 VISION2023の達成に向けて

2019年04月01日

ゴムタイムス社

 三洋貿易は複合型専門商社としてゴム事業部を中核に、産業資材事業部、化学品事業部、機械環境事業部、科学機器事業部の5事業部で展開している。昨年12月に社長に就任した新谷正伸氏に社長就任の抱負や今期(19年9月期)よりスタートした長期戦略「VISION2023」などを聞いた。

新谷社長

新谷社長

 ◇社長就任への思いを。

 私で最適任かと思ったのが率直な気持ち。ただ、1982年に入社してから38年間、合成ゴムなどの素材営業を皮切りに、2004年にはタイの現地子会社社長、2012年には米国子会社の社長を務めた。ここ5年は本社の取締役経営戦略室長として、昨年11月には前社長の増本正明(現取締役会長)とともに「VISION2023」を策定した。こうした経験を少しでもお世話になった会社の今後の成長に恩返ししたいと考えた。

 ◇VISION2023の目標は。

 定量目標として、連結経常利益75億円、ROE(自己資本利益率)15%維持、海外拠点売上成長率10%(年)の3つを掲げている。特に連結経常利益の75億円は、前期が55億円なので非常にアンビシャスな目標だが、過去9年連続の増益を今後も確実に継続し達成したい。

 また、VISION2023の策定に合わせて経営理念を一新し、『堅実と進取の精神、自由闊達な社風のもと柔軟かつ迅速に最適解を提供し、国際社会の永続的な発展と従業員の幸福を共創する』とした。また、経営理念をもとにスローガン「最適解への挑戦」を作成した。スローガンをわかりやすく言うと、お客様の期待以上を提案できるようにすること。この経営理念とスローガンをいかに社員に浸透させるかが組織体運営での私の役目になろう。

 ◇ゴム事業部の状況は。

 ゴム事業部は60年以上前から合成ゴムを輸入する当社の基幹事業で、これからもその方針は変わらず、さらなる発展を目指していく。

 一方、現在のゴム市場を見ると、国内は海外ほどの成長は期待できないが、お客様の研究開発拠点の多くは国内に残っており、今後も国内のお客様への積極的なコンタクトを維持していく。また、実際にゴムの原材料を消費するアセアンや中国、北米の3

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